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アシックス コートFF3を何年も履き続ける理由

テニスを長く続けていると、上達のための技術や戦術以上に「ケガをしないためにギアをどう選ぶか」がとても重要になってくると思います。とくに私は過去、プレイ中に足首を捻り、靭帯を損傷した経験をしてからというもの、どんなシューズを履くかはラケットの選択以上に慎重になった。

今日は、そんな私がGEL-RESOLUTION → SOLUTION SPEED FF → COURT FF 系列へと移行していった理由、そして最終的に「COURT FF3を愛用し続けている理由」を、実体験とともに書いていきます。

左足首の靭帯損傷から始まった“シューズ選びの迷走”

私はもともと O脚気味で、着地するときに足が外側から接地する癖がある。普段は特に気にしていなかったのだが、ある日テニススクールで左足首をひねった。重度の捻挫かと思っていたが、みるみる足首は腫れていき、診断は靭帯損傷

膝下はギブスを巻かれ、完治後も靭帯がわずかに伸びてしまったのか、ふとした時に “カクッ” と左足首が引っかかるような違和感が残った。

それ以降、「シューズの安定感」や「横ブレしにくさ」は絶対に譲れない条件になった。

■ GEL-RESOLUTION — 安定感はあるが、自分の体との相性が合わなかった

靭帯損傷の前後で履いていたのは ASICS のGEL-RESOLUTION7。多くのプレイヤーに支持され、安定性の高さで有名なシリーズだ。私も例にもれず、その安定した履き心地に惹かれていた。

しかし結果として私は このシューズで靭帯損傷と2回捻挫している。捻挫はプレー中のスプリットステップの着地・・・。

もちろんシューズだけが原因ではないが、O脚で外側から着地する癖がある私にとっては、ソールの横幅バランスや足入れのフィット感が“ほんの少しズレていた”のだと思う。わずかなズレでも、繰り返しの切り返しやストップ動作では大きな負担になる。

安定感のあるシューズでも、自分の足と相性が合わなければ不安は残る。
その不安が、結局プレー中の迷いを生み、結果としてまた足をひねってしまったのかもしれない。

この頃から私は「シューズはスペックより“相性”」ということを本気で意識するようになった。

■ SOLUTION SPEED FF — 軽さは最高。でも耐久性で壁にぶつかる

次に選んだのは、スピード系で人気のSOLUTION SPEED FF
GEL-RESOLUTIONとは対照的にとにかく軽い。動き出しが速く、ストップ&ダッシュが多い私のプレースタイルに噛み合った。

実際にプレーしていても、

  • “走り回るタイプ” との相性が抜群

  • 軽いのに足の動きにピタッとついてくる

  • 足への負担が軽く、練習後も快適

と、性能的には文句なし。

しかし、重大な問題があった。

両足とも親指付近のアッパーが4ヶ月ほどで破れる。

軽量化のためのナイロンメッシュ構造が、私の動き方(特に親指で蹴る癖)と完全に噛み合っていなかったのだろう。結果、買い替え頻度が高くなり、コスト的に厳しくなった。

そしてもうひとつ大きな出来事がある。

耐久性を上げるためにアウター素材が変更になったモデルで、27cmを試し履きせずに買ったところ、やけに小さい。
履けないことはないが、かなり窮屈で、とても長時間のプレーで使える状態ではなかった。

「もう一度だけしっかり試し履きして選ぼう」
そう決意して訪れたショップで出会ったのが、後に長く愛用することになるCOURT FFシリーズだった。

■ COURT FF との出会い — 手に取った瞬間に感じた “今までと違う何か”

SOLUTION SPEED 27cmの失敗があったこともあり、ショップでは慎重に複数モデルを試し履きした。その中で、当時最新モデルだったCOURT FF2を足に入れた瞬間、正直驚いた。

  • 足首から甲までの“吸い付くような一体感”

  • モノソック構造によるホールド感

  • 重さがあるはずなのに、足とのフィット感から立った瞬間は重さを感じさせない安定性

特に、足首まわりのサポート感が尋常ではなく、「これは自分の左足首を守ってくれるかもしれない」という直感があった。

その後コートで試し履きをし、動いた瞬間、感覚は確信に変わった。

横ブレしない。踏ん張ったときに足首が流れない。着地が安定する。

私のように外側から着地する癖がある人間にとって、この“着地の安定”は極めて重要で、まさに捻挫リスクを減らしてくれる感覚だった。

■ COURT FF2 → FF3 と履き継ぐ中で感じたこと

私はこの出会い以来、COURT FF2 → FF3 と買い替えるたびに継続して同シリーズを履いている。

その理由をまとめると、次の3つに尽きる。

① 安定性とホールド感が別次元

COURT FF 系列は、一般的なシューズと比べても “足首〜甲〜かかと” の一体感が段違いだ。
モノソック構造とソールの反り形状が、左右への切り返しでも足をしっかり支えてくれる。

靭帯損傷がある左足でも、カクッと外側に逃げる感覚がほぼない。
プレーに直接“安心感”が生まれた。

② 耐久性が圧倒的に高い

SOLUTION SPEEDが4ヶ月で破れたのに比べ、COURT FFは本当にタフ。
私の使い方でも、

  • アッパーが破れない

  • ソールの削れ方が穏やか

  • へたりが少ない

と、とにかく保ちがいい。

結果的にスピード系より買い替え頻度が下がり、費用対効果も圧倒的に良くなった。

③ 重さを感じさせない設計

COURT FF は数値上は重めだが、足全体を包んでくれるためか、“重い”という感覚がほとんどない。むしろ、

  • 踏ん張れる

  • 力が正しく伝わる

  • 横方向の動きが安定する

というメリットの方が圧倒的に大きい。

軽さで動きを速くするより、ブレずに動けることの方が、自分のプレースタイルには合っていたのだ。

■ COURT FF3 を履き続ける理由 — これは “自分を守るシューズ”

COURT FF3 になってからは、さらに安定性と反発が向上し、切り返しの安心感が増した。モノソック構造のフィット感もより洗練され、足首の保護性能も一段レベルアップしたと感じている。

そして何より、
靭帯損傷してから続いていた「左足首の不安」がほぼなくなったこと。

これは私にとって何より大きい。

テニスに限らず、スポーツを続ける上で「ケガをしない」ことは最優先だ。
COURT FF3 は、単に安定性の高いシューズというだけでなく、ケガを繰り返した自分を支える“守備力の高いギア”だった。

■ シューズ選びの教訓:数字や評価より“自分の足”がすべて

この数年間の試行錯誤で、私は強く実感した。

  • 人気だから合うとは限らない

  • 安定シューズでも足型に合わなければ不安は残る

  • 軽さより「足の軸がブレない」ことの方が重要

  • 足の癖(O脚・外側着地)はシューズで大きく変わる

  • ケガをしたことがあるならなおさら“相性が最優先”

スペックやレビューは参考にはなるが、最後は必ず「自分の足にどう感じるか」。
その感覚こそが、長くテニスを続けるための最重要ポイントだった。

■ まとめ

私は今、COURT FF3 を“ベストシューズ”として使い続けている。
靭帯損傷した左足首を守ってくれ、O脚による外側着地の癖もカバーしてくれる。
耐久性もよく、フィット感も高い。安心してテニスに集中できる。

これからもプレースタイルや体の変化によって、また別のシューズに興味が向くかもしれない。それでも、しばらくは COURT FF 以外を履くイメージがわかないほど、私にとって欠かせない存在だ。

もし過去に捻挫した経験がある人や、足の癖に不安がある人にはぜひ一度試してみてほしい。シューズが変わるだけで、プレーの安心感は想像以上に変わる。

テニスは続けてこそ楽しい。
その継続を支えてくれるのが、自分に合った一足なのだ。


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