テニスの戦略～サーブを確実に決めるために不可欠な安定したトスを手に入れるコツ

サーブを確実に決めるためには、トスは重要な役割を担っています。
今回はサーブを安定して決めるために不可欠な安定したトスを習得するコツをご紹介します。

安定したトスは肩を支点にして腕全体で上げること

トスが安定しない人、特に試合で緊張するとまずトスが乱れるという人は、手首や肘を使ってトスを上げている可能性があります。

試合で緊張している時にも安定してトスを上げるには肩を支点として、腕全体でトスをあげることが大切です。

トスを上げるときに、手からボールを離すのは口くらいの高さがベストです。
口より低い位置でボールを離すとトスが安定しないので、気をつけましょう。

理想的なトスの高さは？

トスの理想的な高さは個人差もありますが、打点よりも少しだけ高めが基本です。

特にトスが安定しないという方は、あまり高く上げすぎない方がよいです。

風が強い日はトスが風で流されてしまいます。
風が強い日だけトスを低めに上げるのはなかなか難しいので、普段の練習の時から、高く上げすぎないようにしておくことをおすすめします。

逆にトスが低すぎて、サーブが窮屈なフォームになっている場合もあります。

思い当たる方は、素振りをした時に打点のところで止めてみて、自分の理想的な打点の高さをしっかり把握しておきましょう。

自分の理想的な打点の高さより少し高めにトスを上げることができれば、窮屈なフォームにならずに、体を大きく使ってサーブを打つことができます。

トスは家でも練習できる！

サーブを確実に決めるために不可欠なトスは、家の中でもいつでも練習できることが魅力です。

イスに座ったまま肩を支点にして、トスを上げて、キャッチするという練習を繰り返す練習がおすすめです。
天井が低くて、天井にぶつかってしまう場合は正座した状態からでももちろんかまいません。

座った状態でトスの練習をすることで、下半身の動きに影響されない安定したトスを習得できます。

また座っている状態だと、トスがうまくいかないとボールをキャッチできないので、トスを安定させるために、とても効果的な練習になります。

地味な練習ではありますが、サーブを確実に決めたいと思うなら、毎日の習慣にしてみてください。

サーブを確実に決めるために不可欠な安定したトスを手に入れるコツ　まとめ

サーブを確実に決めるために不可欠な安定したトスを手に入れるために必要なことを
まとめてみました。

・肩を支点にして腕全体でトスを上げる
・打点よりも少しだけ高めにトスを上げること
・トスがなかなか安定しないなら、家での練習を習慣にすること

安定したサーブのために不可欠なトス。地道な練習を繰り返して、安定したサーブを手に入れましょう！