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シングルス草トーナメントの試合内容と個人的な分析(0211)

2025年2月11日に行われた都内でのシングルス草トーナメントに参加してきました。
大会の形式は22名の選手が出場し、4つの予選ブロックに分かれ、シード選手が決勝トーナメントへ進出するという形でした。私自身は予選4回戦からのスタートだったため、対戦相手のプレーを観察しつつ、試合に臨むことにしました。

この日は朝イチは風が無かったのに、徐々に吹いてきて昼前には5メートル位の風が突然吹き荒れる…あまり良くないコンディションでした。。

大会の概要と試合の進行

  • 場所:都内公園のテニスコート
  • 試合開始時間:9時からスタート(16時終了)
  • 参加者:22名
  • 予選ブロック:4つに分かれており、各ブロックに予選シードが4名。予選ブロックごとの参加者数はおおよそ4〜6名です。
  • 参加費:2,000円
  • 移動費:209✖️2

対戦相手のプレースタイル分析

私のブロックはどちらかと言うとシコラーブロックであたり!今回の大会も若手やベテランの上手い人が多い中で、対戦したり、良く観戦している人でした。ドロー考慮されてる?って思うくらい。その中でしっかり勝ち切りたいと思いました。

私と当たる3回戦は、一人は2回対戦していて何でも中ロブで返してきて、突然ドロップで前に誘き出し絶妙なロブで相手にミスをされるスタイル。相手をすると打っても打っても帰ってくるので、サイドアウト等ミスしたり、打ちきれずメンタルに響く嫌な相手です。特に風が強く狙いすぎるとミスしそうなので、あまり上がってきてほしくない相手でした。

もう一人は、同世代でフォア得意でバックはスライスな方で、こちらの方の方が、食い合わせ的にやり易いなと見てました。

前者の方は前の試合で運営泣かせの1時間オーバーの試合をこなしてきていたのでやはり体力的にキツく負けてしまいました。私的にはよかったと安堵感。。

壁打ちでアップ。ストロークやサーブの当て感は悪くはないので5分くらいで終了。

1戦目の試合:50代の選手

対戦相手の特徴は以下の感じでした。

めちゃシコラーの方でなくてホッとしました。

  • サーブ:トップスライス系で、スピードはそこまで速くなく、セカンドサーブはスピン系。しかし、回転量が少ないため、跳ねが少なく打ちやすい印象でした。
  • リターン:フォアはセンターに返球することが多かった。セカンドサーブもリスクを取りクロス・逆クロスに打ち込んでくるタイプ。バックハンドはスライスで、こちらから攻撃しやすいです。
  • ストローク:フォアハンドはしっかりクロスラリーが多いですが、相手のバックに強めに打って前に出てくるのをよく見ていたので、そのパターンにならないように注意。バックハンドはスライス主体で、スピンは無し。スライスも精度はあまり高くなさそうなので、バック中心から展開。
  • ネットプレー:こちらのバックが甘く入るとフォアクロスや逆クロスでアプローチしてくる。ボレーは得意そうだけどロブを上げた後の処理があまくなっていたので攻撃可能

結構、風がありサーブ練習もいまいちな中でリターンを取られサーブからゲームスタートしました。

お相手は1試合やっているだけあり、セカンドサーブをクロス、逆クロスに深く打ち込まれ早くも0-30。序盤リスクを抑えるのにラリー多めにしつつ追い風だったのでストローク調子上がらず、修正しながらラリーするものの、早くもブレイク。

風下に移り振れると思いながらもお相手のバック狙いが深く甘くなった返球から攻め込まれる。序盤なのでゆったりラリーで、調整と思いスピン、スライス打つもののスライス当たらず短くなって攻められる…。もっとゆったり高さを出した方が良さそう。

強そうではないけどミスが少なく嫌な流れ。。

キープされて0-2。

3ゲーム目からファーストサーブが入り出し相手のリターンミスや甘いリターンからポイント取れるようになりキープ一つ!

風上にサイドが変わりリターンゲーム。相手のサーブはそんなには打ちづらくないボールなのにロングでアウト…風上のせいか2ヶ月張ったガットで収まり悪いか。と思い、少しの間はブロックリターンでセカンドはスピン多めでエラーなくリターンするように変更。相手がクロスと逆クロスをしっかり打ち分けるけど読みづらく、甘いボールを返球するとやはり攻められ、またまたブレイク出来ず2-3。

その後お互いがキープして3-4。

なかなかブレイク出来なく、ヅルヅル後半へ

この辺りから、お相手のバック側に普通の高さルーフボール、スライス短め等しつこくボールを集めた。この攻めが功を奏したか、お相手がストロークミスをしてくれるようになりブレイクして4-4。

この試合、ゲームの先行が無かったのでメンタル的にかなりドキドキしつつ、同じようにバック側を狙ってキープの5-4。

この大会は5-5になるとタイブレークになるので、ここでブレイクして勝ちたい。

リターンゲーム一本目は絶対ミスしないようにキワキワは狙わず、甘く無くせずバックを狙って、先ずは一本。

次のポイントはしつこくフォアクロスを続けた。あれだけバック狙っていたのでフォアクロス後にバックを狙われるのを意識してくれてフォアがだんだん甘くなってきたのをストレートにアプローチ甘い返球をボレーで決めて2本目。

そのあとはフォアとバックをじっくり打ち分けて相手のミスをもらい、6-4で勝利。

途中まで取りきれず嫌な流れだった。

立ち上がりのセカンドサーブを打ち込まれた時にロブやスライスで逃げれるように、セカンドはメンタル的にディフェンス優先した方が良いと思った。早く叩きづらいセカンドになりたい。

後は相手がバック弱いのは事前に分かっていたのに中盤まで攻めれなかったのは緊張からか思っていたより相手の攻撃に焦ったからだろうか。

この辺りもショットを修正することは考えていたけど、相手の技量や攻め方のアップデートと対策修正は大切だなと感じた。

2戦目:30代前半

決勝トーナメント1回戦は、Su区代表の方と対戦。

1月の大会で試合を見ていたが、ストロークはかなり攻めていくタイプ、走らされた後のディフェンスも的確でさすが代表選手と思っていたので、今回、風が激強い悪コンディションでどこまで食い下がれるかがポイント。

クリアな環境では、バコられて終わるだろう。

  • サーブ:キックは打たないがスピン・トップスライス系多めでフラットはなかった。スピードもありスピンで伸びてくるのでベースライン50cmから1m位に位置どり、序盤はブロックリターンでまずは返球を心がけた。セカンドサーブはスピン系。回転量が多いため、跳ね上がりを叩く感じで攻めました。
  • リターン:ファーストがしっかりコースよく入れば良いリターンはないものの、甘いサーブはフォア・バック共に厳しい球が帰ってくる。セカンドサーブはクロス・逆クロスに打ち込んでくるタイプ。
  • ストローク:さすが若者。足決まって打つショットの重さ早さにはナイスショットと諦めるしかない。。そして、相手のバックはクロスからストレート、逆クロスとフラットドライブで早いので、これまたナイスショットと拍手。。バックハンドのラリーは厳しいので、バックは弾道上げるかスライスにして、なるべくスライスでストレート展開にしてフォアクロスラリーに持ち込む作戦に。
  • ネットプレー:ストローカーも上手いけど、良いショットの後はしっかりネットに詰める流れとボレーはお上手で、浅い球は要注意。

この相手に対して、以下の点を注意しながら戦いました。

 ・こちらは二戦目、相手は初戦で序盤はリスクを減らすはずなので、序盤に頑張る。

 ・風が一定に吹くわけでなく、突然突風が吹いたり予測しずらく吹く向きが変わる。

 ・JOPなどで風の強い日に風下風上で嫌な攻められ方をされてるので、真似て戦う方法を知ってる。

 ・相手はストローク強いので、無理に付き合わず短い球を混ぜる。

 ・風上は高く跳ねさせて、風下は短いスライスを心がける。

2ゲーム目は相手の風上サーブ。初戦の開始直後なのでサーブもまだ打ちごろのスピード。

こちらは風下なので浅くならないように、左右に振られたら弾道上げたスピンで時間を稼ぐ。2ポイント目からラリーが10回以上続き、相手もバックに攻めてきた後にネットに詰めてきた。足元に落とすもののきっちりボレーされ、その後の返球が浮いてしまい、ドロップボレーで決められてしまった。

まだ序盤なので、厳しいストロークでエースが取れないので、これは瞬殺でなく少し長く試合が出来そうな雰囲気。

3ポイント目はセンターからバックの短いところに逆クロスを打たれ、ギリ取れて上がった球をいつの間にかネットに詰められてスマッシュで決められる・・。見れてないなー。

最後にスライスサーブを火っけけてサイドアウトで0−2。

こちらが風下のサーブなので、ワイドスライスで相手がスライス返球した際に3球目攻撃やサーブ&ボレーを混ぜながらラリーをしないように、しても弾道上げてスピンを打ち甘い球が帰るまで無理に責めずに進めた。

相手もこちらの力ない球が風でこないのでガシャったり、打ちづらそうだった。

40オールでは、サービスラインより前の短い球を肩口から打ち込めてキープ。なんとか1つ取れた。

その後、相手もストロークがどんどん良くなり、左右に振られる・・、球が速いのとはねるので、こちらも足が決まってしっかり打ち返せる時とライジングでフラット気味に返球して戻るのが遅れバックを責められる→次が短くなり土こみ、ドロップなど苦しい展開に。

とはいえ、強い相手で集中力が高まったのか、良いサーブが結構入り、相手の待ってましたコースじゃなければ、リターンは甘くなり、そこから優位に展開することもしばしばあり経験値上がった気がする。

JOPの強いおじさん型もストローク力あるので、このような若い子の強いボールのラリーにもっと慣れて展開できるようになりたい。

この試合は風のお陰で、その後キープが続き以外にも4−4まで行けた。

これはもしやと思うものの、ラブゲームでブレイクされ、最後は甘くなったためを前に入り打ち込みう時に球が風で動いた?50cm以上のサイドアウトをして4−6で負けた。

相手は風で打ちきれなくなったとは行っていたものの、すげー球来てたぜ。。

普通の時にもやってみたいと思った。

意外に健闘できた感あり、相手もおっさんの事少し記憶に残ってくれていたらラッキー。

負けたものの、美味しいビールが飲める、自分的には頑張ったいい試合だった。

まとめ

今日の試合では、風の影響が大きく、対応力が鍵となった。 1試合目はメンタルの影響でショット精度が安定せず、2試合目では強敵相手に粘ったもの、終盤の勝負どころで踏ん張れなかった。 次回に向けて、メンタルコントロールと終盤のゲームメイクを課題にして練習していきたい。

 


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