シングルス草トーナメントの試合内容と個人的な分析(0104)
2025年1月4日に行われた都内でのシングルス草トーナメント(岩本杯)に参加してきました。
大会の形式は28名の選手が出場し、4つの予選ブロックに分かれ、シード選手が決勝トーナメントへ進出するという形でした。私自身は予選3回戦からのスタートだったため、対戦相手のプレーを観察しつつ、試合に臨むことにしました。
大会の概要と試合の進行
- 場所:都内公園のテニスコート
- 試合開始時間:9時からスタート(16時終了)
- 参加者:28名
- 予選ブロック:4つに分かれており、各ブロックに予選シードが4名。予選ブロックごとの参加者数はおおよそ6名です。
- 参加費:2,000円
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移動費:209✖️2
私は予選3回戦からの出場だったため、相手選手を観察し、どのように対策を練るかを慎重に考えました。試合の進行に合わせて、相手のプレースタイルを分析し、戦略を練り直しながら試合に挑みました。
対戦相手のプレースタイル分析
サーブの速度や球種やコース取り、セカンドサーブは叩けるくらいの打ちごろか?
リターンはコースを散らしてくるのか?一定して真ん中に返すのか?バックにサーブ履いた時にスライス返球が厳しいか?
ストロークはどういう球種を打つか?早い球か弾道高めでシコるか?その中でどう組み立てているか?
バックは片手ならスライス・スピンをどう使うか?スライスの精度やコース・前後の打ち分けが慣れた感じでいやらしくないか?
ゲームの組み立てをちゃんとするかただラリーしてミスを待つか、かんたんなミスをしてくれるか?
左右のショットでどこで取らせた時に浅くなるか?ムーンボールのラリの時にベースラインまで戻るか後ろにいたままか?
前後の処理で球が浅くなる時はあるか?
それは確率高いか?決める組み立ては強打からか嫌らしい球か?ウイナーはボレーか前に入って強打でエースか?
ネットにお詰めた時にボレーは長いのを返すだけか?コースと長さを調整を慣れた感じでできているか?スマッシュは短い球はしっかり打ち、深目を打てるか?カットする為は甘く打ち込めることはできそうか?
1選目の試合:40代後半の選手
相手の特徴を詳細に分析しました。主に注目したのは以下のポイントです。
- サーブ:トップスライス系で、スピードはそこまで速くなく、セカンドサーブはスピン系。しかし、回転量が少ないため、跳ねが少なく打ちやすい印象でした。
- リターン:フォアはセンターに返球することが多く、セカンドサーブもリスクを取らずにリターンするタイプ。バックハンドはスライスで、こちらから攻撃しやすいです。
- ストローク:フォアハンドはクロスラリーが多く、回り込みして逆クロスやストレートを打つこともありますが、威力に欠ける部分がありました。バックハンドはスライス主体で、たまにスピンを交えるものの安定感に欠け、ネットミスが目立ちました。
- ネットプレー:こちらのバックが甘く入るとフォアクロスやバックスライスでアプローチしてくる。体格からかロブを上げた後のリカバリーが悪いので、切り返して攻撃可能
戦術
相手のバックハンドを中心に攻め、特に逆クロスを多用しながら展開しました。サーブ後のリターンが弱いので、積極的に攻めることで主導権を握り、試合を有利に進めました。
- 試合結果:6-1で勝利
2選目の試合:40代前半の選手(過去に1勝1敗)
この試合では、これまでの対戦経験を生かし、相手のプレースタイルをさらに深く分析しました。
- サーブ:フラット系のサーブが得意で、少し速め。セカンドサーブはトップスライス系ですが、深さは一定で打点を合わせれば攻撃できる。
- リターン:基本的にリスクを取らず、無理に攻撃してこないタイプ。セカンドサーブに対してはフォアハンドで打ち込んでくることもありましたが、プレッシャーにはならない印象です。
- ストローク:フォアハンドは威力に差がなく、クロスの角度をつけるのが得意。バックハンドは両手打ちでフラット系が多く、スライスも使えるため、回り込みフォアで攻める時に注意が必要です。
- ネットプレー:ストローク中心で、ネットプレーにはあまり自信がない様子でした。
戦術
相手のクロス打ちに対応し、こちらの回り込みフォアで逆クロスを強調しました。早めに展開し、ネットに出てボレーを決めることで試合を有利に進めました。しかし、途中でミスが続く場面もあり、気を引き締めて戦う必要がありました。
セカンドサーブを強打して主導権取りたいものの、スイングが小さくなってるんだろうな二回ネットミスで気持ち的に焦りが。そして逆クロスからのネットでボレーが甘くなり相手のパスに対して逆に動き5-5に。
このもう一歩で勝てない状況は11月のJOPと年末の知り合いとの負けたくないシングルスでも逆転負けがあり、自分にプレッシャーをかけてしまう事に・・・。
今自分のラケットは、収まるラケットから飛びの良いものに変えてるので、入れにいったらいけない・・、打ってポイントを取らないとと自分に言い聞かせながら、足を動かし打点をしっかりとれる時にはアタックし、合わない状況のときにムーンで繋ぐようにしようとタイブレークの中で言い聞かせていた。
相手が1アップする中、4-4で初めて追いつき、6-4になるものの取りきれず、相手も7-6になるのもの取りきれず。。
お互いの負けたくない強い思いで、2アップまでいかないものの・・取りきれなかった。
相手のセンターへの少しあまいボールをくろずにしっかり振り切った。何点か前はオーバーしていたのが、しっかり厚く振り切ったせいで、ベースライン手前でしっかり落ち、相手もINの判定でマッチポイントに。
相手サーバからラリーを繰り返し、得意の逆クロスの短目を打ったのが相手がさわれずに12-10で退部れを勝利することができました。
- 試合結果:6-5(タイブレーク12-10)で勝利
メンタルの重要性と試合中の課題
この試合では、途中で何度かメンタル的に落ち込む瞬間がありました。特に、タイブレークで逆転されそうになった場面では焦りが出てしまいましたが、冷静さを取り戻して最後に勝利を収めました。
メンタルの弱さが浮き彫りになった場面
- 勝利を手にしかけた時にプレッシャーに押しつぶされそうになった
- サーブキープに苦しみ、逆転負けの恐れがあった
- 立ち直るために「冷静にプレーしろ」と自己暗示をかけた
これらの経験から、メンタル面の強化も今後の課題として認識しました。特に、勝ち切れない場面でどう心を落ち着けるかが重要です。
3選目の試合:50代後半の選手
お初の決勝トーナメントに行けることになりました。
お相手は、非常にラッキーなことに同年代のベテランで本来なら、この手の草トーではできない相手で、エントリーフィー安いのにラッキーですね。
色々と試したり、長いラリー(会話)の中で、このレベルの人はどうなんだろうと思ってましたが、今の自分のレベルでは相手の力量が
全く測れませんでした。
受けたボールのイメージはまだ残っているので、近いレベルの若手とラリーできるようになり、ディフェンスをより高いレベルにし、早いテンポの深いボールにフットワークを鍛え、良いボールが帰れば相手も少しは返球の質が少しは変わると思います。
次回、試合で当たるまでに目を慣れる、打ったコースからのボールの予測、シンプルでブレない体で打てるように課題対策していきたい。
最後はガツンとやられたものの、予選シードの人に逆転勝ち、大御所にサーブキープ出来たということで、2025年一発目の草トーの成果としては、二重丸かと思います。
今後の対策と練習方法
「いい経験ができたね」と先輩からアドバイスをもらうとともに、今後の進め方を話したので、ここに書き残しクリアできたか後々チェックしたと思います。
1. サーブとリターンの強化
- サーブ:安定したサーブを打つために、スピードとコントロールを両立させる必要がある点。
特にセカンドサーブでのプレッシャーを減らすため、ファーストのスピンやスライスのバリエーションを増やしてリスクを減らしましょう。 - リターン:リターンで相手にプレッシャーを与えるためには、相手のサーブのコースや回転をしっかり予測し、素早く反応する力を鍛えることが必要です。相手の今までのセカンドサーブを記憶しておきコースや深さを考慮した上で、ポジショニングして優位に展開できるショットを打てるスムーズでコンパクトなリターンの練習が必要です。
2. フットワークと体力強化
- フットワーク:動きの速さと正確さを高めるために、シャドウテニスやラダートレーニング、アジリティドリルなどを取り入れて、瞬時に反応できる体を作る必要がある。
- 体力:長いラリーでも体力を維持できるよう、持久力のトレーニングを強化。特にストロークの際の瞬発力や、試合終盤に必要な集中力を維持するために有酸素運動を取り入れる。
3. メンタル面の強化
試合中に焦らず、冷静に自分のプレーをできるようになるためには、メンタルトレーニングが必要と思う、現在抱えているメンタルの問題点はコミュニティ内の上位者は経験しているので恥ずかしがらず相談して、どう解消したかなど、自分でできそうなものは取り入れる。週1日はトレーニングと本によるメンタルトレーニングを少し取り入れていきたい。
4. シンプルでブレない技術の確立
ボールコントロールを高め、無駄な動きを省くことで、試合中の安定感が増し省エネによる試合のパフォーマンスが上がります。
シンプルなストロークと精度の高いショットを身につけて、自分のペースで試合展開できるようにしていきたい。
まとめ
今回の大会で得られた経験は非常に貴重でした。特に、メンタル面での弱点や、試合展開を冷静に管理することの大切さを痛感しました。
次回の試合に向けて、フットワークや技術の向上、そしてメンタルの強化に力を入れていきます。これからも、練習内容や試合の反省をブログに記録し、より良いプレーを目指していきます。
2025年の初戦を良い形で締めくくれたことを、次回の成長に繋げていきたいと思います。
このように内容を整理し、今後の対策を具体的に示すことで、読者にとっても有益な情報を提供できるかと思います。