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年内最後のベテランJOP参戦 神奈川オープンベテランウインター2025(グレードE1)

年内最後のベテランJOPとして参加した 神奈川オープンベテランウインター2025(グレードE1)

年内最後の大会に何を求めるかな!

一昨日、昨日は寒波到来で凍えるような寒さだったが、幸い大会当日は晴れ。

日向は暖かく、冬にしては絶好のテニス日和だった。

年内最後ということで、

 •来年に向けた課題を試すか

 •それともエンジョイ重視で思い切り打つか

正直、少し迷った。

ただ、結局選んだのは前者

「試合でしか見えない課題」を、最後にしっかり確認したいと思った。

2.まさかのW.O勝ちと、複雑な初日

会場で知り合いに会うと、

「今日の相手、背が高くて強いよ」との情報。

「それでも勝ちたいな」と思いながら、寒さ対策で入念にアップ。

前の試合が終わる頃、最後にトイレへ行こうと歩いていると、

「相手、まだ来てないんじゃない?」

受付を見ると、確かに未着。

コートに入って15分待つも、結局現れず――

年内最後の一回戦はW.O勝ち。

勝ちは勝ちだが、

「今日は試合したかったな…」というのが本音だった。

それでも

 •前回E1のポイント失効前にポイントを確保できた

 •年内最後を“0ポイント”で終えなかった

そう考えて、気持ちを切り替えることにした。

ただ今回は64ドローで、前回よりポイントが少ない。

もう1勝したい、それが2日目へのモチベーションになった。

3.大会2日目 ― 富士山とともに始まる一日

2日目はさらに天気が良く、暖かい。

電車の乗り継ぎも良く、最寄駅に早く到着したので少し散策。

朝の富士山が驚くほどきれいに見えた。

この時点で、もう来てよかったと思える。

会場に入りエントリー。今日はシード選手も登場し、どのコートも見応えのある試合ばかりだ。

4.試合前アップ ― 嫌な予感

練習時間。

昨日打っていないせいか、ストロークの感覚が今ひとつ。

それ以上に気になったのが、相手の球が深く、伸びてくること。

焦らず、体の動きとイメージを合わせることを意識。

「試合の中で上げていこう」と自分に言い聞かせた。

5.1セット目 ― 理想的すぎる序盤と現実

相手サーブからスタート。

リターンが甘いと、3球目で深く速いショットがコーナーへ

「これが上位者の何気ないショットか…」

軽く振っているように見えるのに、想像以上に速い。

それでも相手のミスもあり、まさかのブレイク

自分のサーブも良く、セカンドサーブで押してキープ。

さらに0-40から逆クロスのセカンドサーブが炸裂し、2ブレイク

正直、出来すぎの展開だった。

「次のサービスゲームが取れれば…」

そんな欲が出た瞬間から、流れは変わる。

6.力の差を突きつけられる時間

ブロックリターンでサーブを無効化され始めると、3球目以降は、ラリーで完全に押される展開に。

甘いボールは確実に決められ、無理にネットに出ればパッシングショット

クロスラリーの質が高く、

「いつストレートが来る?」と意識した瞬間、クロスで決められる。

バックスライスも

永遠に深くクロス → 最後は鋭い角度。

「これが全日本クラスの“最初の引き出し”か…」

ポイントはほぼ40-0、40-15で進み、

3-0から6ゲーム連取されてセットを落とした。

7.2セット目 ― 見えた小さな光

2セット目は自分のサーブから。

ファーストの確率は低いが、

セカンドサーブが

 •バックに深く入る

 •跳ねる

 •ボディに食い込む

総合的に良く、粘ってキープ。

途中から両手バックをやめ、スライス中心に変更。

すると、なぜかラリーが続くようになる。

ただ、浮けば、即ストレートのフラットドライブ。

それでも「ラリーができた」こと自体は収穫だった。

手を変え品を変え、

サーブ&ボレーも試すが、通用しない。

マッチポイントは逆クロスをきっちり決められ終了。

8.試合を終えて ― 年内最後に得たもの

結果は悔しい。

でも、年内最後にこのレベルのボールを体感できたのは大きい。

来年に向けての明確な課題が見えた。

 •フットワークをさらに強化する

 •深いボールに対して、足を決めて打てるようにする

 •若い30〜40代のハードヒッターとも積極的に練習する

そして、

「ラリーの中で展開を作れる選手になる」こと。


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