テニス戦略を考える前に・・、49才の自分に出来る事を考える。
平成最後の元旦。
去年は色々な人と絡む事ができ、
3区の区民大会、神奈川県(奥地)の社会人リーグ、
壮年の年代別ミックスの区代表、
スクールトーナメント、サークルの大会など
25戦以上もやれる環境ができてきました。
年々、試合数が増えていくとともにテニスの考え方がかわり、
以下のような点をポイント間で考えられるようになってきました。
- ゲーム、ポイントを考慮して無理に責めない事を増やした。
- 試合序盤で相手の良い点・悪い点を把握し組み立てる。
- コートは広く使いながらショットの緩急と配球で相手の足を動かせる。
- 一本のショットで決めなく、組み立てを考えるようになってきた。
- 緊張していた場面でも、以前よりショットの精度が上がり、取りきりたいところで取れるようになった。
意識が変わる事で勝つことが増えてきましたが、
シングルスも男子・ミックスダブルスも勝ち上がっていくと、ある程度の相手になった時に
勝てなくなります・・・。
2019年の3月で49才ともう直ぐ50才の大台を迎えます。
- 自分はどんな相手に負けてしまうか?
- 自分の求めるテニスがどういうものか?
- 自分は今どの位置にいて、どうなりたいか?
- なりたい自分になるためにどうするか?
この一年を有効に楽しくテニスをするために考えてみたいと思います。
目次
テニス戦略分析:自分はどんなテニス、相手に負けるか?
自分も楽しく頑張ってテニスをしていますが、勝つことだけを考えるより、どんなショットでも平均点以上なクオリティーを求める傾向にありました。
結果・・・
テニスをする時間に比例してやりたい練習の時間が増えない。
そして、時間が過ぎるわりに・・・思ったより上手くならない。
自分より上手く強い人は星の数ほどいますので、まずは自分が負ける相手を考え、
ファーストステップでは、その相手に勝てるようになれば良いなと考えます。
<シングルス戦略:自分のテニスと負けるパターン>
<自分のテニス>
- じっくりしつこく走りシコる疲労タイプです。
- サーブはある程度コース、緩急をつけるスライス、スピン、フラットは打てます。
- フォアハンドを得意としており、スピン系で繋ぎながら打てるところでは
フラットドライブ系でハードヒットするのが好きです。 - バックハンドは片手スライスだったので、4年前から両手ハンドに変更していますが、
最近やっとシングルスでも、使用できるレベルで、かなりフォアの回り込みかバックスライスになります。スライスでもキレのいいスライスならいいですが、そのレベルまで達してません。
<負けるパターン>
- 相手のサーバのスピード、スライスのかかりがよくバックハンドを狙われた場合、
序盤は両手ハンドで左右に散らせて打ちますが、微妙なポイントやセット中・後半戦は大事にと思い、スライスリターンを多用する。
返球が短い場合や、ロブで返した場合に、しっかりとバックサイドに深く強打されると
そこからは凌ぎの時間になり、力つきる傾向にあります。 - ストローク戦はお互いにバックハンドを攻める傾向にありますが、相手が片手バックでスライス多用だといいのですが、両手バックしっかり打つタイプには、こちらの両手バックの精度・安定感の低さから、スライスに逃げるようになりますが、深いショットをライジングで取らされる場合や、自分のショットが甘くなる場合は一気に攻められます。バックスライスを相手フォア側に逃がして、フォアクロスの戦いにしたい場合も相手がしっかりクロスを打ち込んでくるとそのあとの凌ぎが厳しい傾向です。
- 負ける場合に相手のエースより、自分のアンフォースの数が多い傾向にあります。
直近の区民大会でも、自分と同じ傾向のサーブ・フォアが得意とする相手とがっぷりラリーを継続できず、コースを変えようとしたり等、自分からミスする場面が多い。
相手の得意なショットでラリーする時、先に展開されていました。
お互い、強めに打つので、ストレートが来たときにしっかり追いつかず、
そのあとのボールが短くなったのでしょう。 - 試合前半はサーブ、特にセカンドサーブも振っていくのでダブルフォルトは少ないのですが、中盤戦以降は大事なところでダブルフォルトしてしまう可能性が前半に比べて高いと思います。
この傾向は、自分よりあっとう的に強い人にはでなく、自分と同程度のレベルの人に出やすい感じがします - 自分は基本的には自分から展開する傾向ではなく、シコる事で相手がミスしたり、
相手のショットが浅いのでそこから攻めるパターンでした。ので、自分よりラリーするストローク力があると・・・、自分が展開の仕方ができていないのでミスして負ける傾向にあります。 - 私はフォアハンドの逆クロスが好きなので、ラリーの中で逆クロスからネットに詰めて
ボレー、またはスマッシュすることもやりますが、ボレー・スマッシュの精度の悪さからネットに詰めてのポイント確率があまり高くない気がします。
アプローチをミスせず、パスできる人やサービスラインより後ろまでログコントロールする人には・・、ミスをさせられます。
<ダブルス戦略分析:主な負けるパターン>
<自分のテニス>
- 私のダブルスの基本的なスタイルは雁行陣で、ここ2年位は雁行陣+平行陣のハイブリッドを練習しています。
- シングル同様サーブはコース、緩急をつけるスライス、スピン、フラットを武器に前衛に決めてもらうので、キープ率は良いです。ただし、リターンも良いものや流れ弾のように早く返球する場合もあるので、前衛も対応できるスキル高い人の場合にキープ率が良い感じです。
- サーブ&ボレーもリターンが今ひとつな場合はコースをつけますが、ロー&ハーフボレーになると浮く確率があります。
- 後衛の場合は、フォアハンドを軸にして、クロスを高低差だし繋ぎながら前衛がポーチするまで耐えます。
- バックハンドもシングルス同様で両手ハンドに変更したものの、緩急、高低を上手く使えずスピードは落として高さをだし、繋ぎに徹します。
<負けるパターン>
- 相手のサーバにきっちり弱点のバックハンドを狙われた場合、
序盤は強気で両手ハンドで左右に散らせて打ちますが、微妙なポイントやセット中・後半戦は大事にと思い、スライスリターン、ロブリターンを多用します。
上手い相手だとスライスの構えとともにポーチをされてしまいます。
また、ロブで返した場合も少し浅くなると、前衛、または雁行の間に打ち込まれます。
バックサイドに深く強打されると、そこからは凌ぎの時間になり、浅いボールをスカッシュされます。 - 相手のワイドサーブをフォアで返球する際に、ネットミスは減ったものの、クロスが甘くなりポーチされる場合は多々ある。
- ダブルスでよく言われるのが、自分の打ったボールを見てしまい、
次の動作の移行が遅れている。そのため、 - 相手前衛のポーチが上手い場合に、ストレートやロブで逃げるが、ラリーの展開が弱くなりポーチにやられる傾向が強い。
- 相手が平行陣で、ボレー・スマッシュが上手い場合に、ボレーストロークで突破口が作れない。足元に落とそうとネットするか、速いボールでミスを誘発できずボレーで決められる傾向。ロブで陣形を崩した後に雁行対決で決めきれない。
- 平行陣を行うがこちらのボレーの高さや配球が甘く動かされて甘い球が出てしまい、
相手のチャンスボールになってしまう。 - クロスラリーする相手のボールの弾道が高くスピンがかかってアレイに落ちるボールに対して、打点にしっかり入りづらく同じような高弾道スピンで返せず、甘いクロスになり、ポーチする傾向が強い。
- センター・シングルラインの間付近に来る高弾道スピンボールに対して、同様の高弾道スピンを打ちながら様子を見るが、打ちし損じて前衛にスマッシュされる時が多い。
- センターに来るサーブをリターンすると、ファーストボレーがワイドに来るので、
フォアスピンでサーバの足元に落とすが、そのあとに、センターにボレーされる。
その球が厳しい時にバックスライスでロブを打つが、相手のスマッシュに決められてしまう。 - クロスラリーをしていて、展開を変えたくストレートロブを打つ時にロブが甘くなり、スマッシュを打たれるパターンがある。
自分の求めるテニスがどういうものかを考える。
平日は仕事が遅くならない場合は平日2日(7H)と、週末土日(8H)で、
4回(15H)/週のペースでテニスができる環境にいます。
行く前に課題を考えるようにしていましたが、
そもそも・・最終的なゴール、中間到達点が把握できず、やった気になっていました。
先ずは、自分のなりたいとスタイル、プレイヤー、各ショットこんなことしたい点を列挙していきます。
<ショット全般>
- サーブ
アドサイドのセンターサーブの打ち分けとアドサイドの強スライス・キックサーブを可能にする。シングルポジションからの練習し、ダブルスと同様の確率まであげる。 - リターン
アドサイドの両手バックでのリターンでは、しっかりとクロスに返球出来るようにする。
フォアバックともに速いサーブを弾道高く威力を殺して返球できるようにする。
シングルスの場合は、ネットの高いストレートの返球の質を向上させる。相手のバックサイドに高弾道で跳ねるリターンをする。
ダブルスの場合は、フォアバックともに一歩入って面を合わせるリターンをしてリターン&ダッシュできるようにする。自分が打てないなと思ったサーブはブロックリターンでセンター深くロブでリターンできるようにする。 - 基本ストローク
高さ深さを出すストロークを安定して打てるようにする。
相手にベースラインの中に入って攻めれないラリーを心がけるとともに、相手のボールが甘くなる時に、中に入って主導権を握れるリスクの高くないコントロールショットをうち段階的に崩していけるようにする。
中弾道なスピンボールでしっかりと様子見のラリーを出来るようにする。
自分は今どの位置にいるかを考える。
<ショット全般>
- サーブ
デュースサイド:コース打ち分けセンター・ワイド可能。ボディの確率低い。
球種はフラット、スライス、スピン。山なりスピンとキックサーブできない。
アドサイド:コース打ち分けボディ・ワイド可能。センターの確率低い。
球種はフラット、トップスライス、スピン。強スライスと山なりスピンとキックサーブできない。全般としてダブルスは確率良いが、シングルスは打つ頻度が少ないため、スピード、コースともに甘く確率が低い。
- リターン
デュースサイド:フォアハンドの場合はクロスに深く返球したり、セカンドサーブを打ち込むことは可能。
バックハンドは両手ハンドできちんとコントロールができない。
また、速いサーブを速く返球することはできても、遅く山なりにスピンをかけて返せない。
アドサイド:フォアの逆クロスは得意な反面、両手バックのクロスがデュースサイドのフォアと同様にしっかり返せない。
- 基本ストローク
フォアハンド:自分と同様な中弾道なスピンボールでのラリーは安定感あるものの、質の良いフラット、スライスに対して打ち遅れ、ネットミスが多い。また高弾道のスピンボールの打ち合いも短くてなる傾向にあり展開されやすい。
ラリーを続けることが優先していたため、コーナーをついたり、サービスラインあたりの短めなショートクロスの精度が低い。
バックハンド:自分の思っているイメージ通りに打てない。イメージと飛ぶ球のギャップがあり、成長感が乏しい。 - ボレー
腰の高さは深く返球出来るものの、逆にタッチ系のドロップ、アングル系ができない。
またローボレー、ハーフボレー、微妙な高さのハイボレーのコントロールが悪い。 - スマッシュ
基本的には、まっすぐにしかスマッシュできない。遅くてもワイドなどコースをつくスマッシュができない。今後、平行陣でダブルスするので、練習時間を増やす必要がある。
まとめ:なりたい自分になるためにこれからどうするか?
今、自分の課題をしっかりと認識し、テニス を楽しくやりながら、自分のために学びを考えると、スクール外は軽くアップをするとすぐ試合になります。
いい意味で、実践形式の練習ができるので、今後は、自分のなりたい姿の課題を練習に行くときにチェックし、どこまでできるようになったか、新しい相手がいた時の新しい発見をPDCAで実践していきたいと考えてます。
今までは、考えていただけでしたが、ブログという形でまとめることで自分の成長の経過を確認したいと思います。
同じようなことを考えている人はぜひ、コメント下さい!