【大坂なおみ全豪オープン2017の試合結果】2回戦ストレート負けの原因は?
目次
大坂なおみ選手は2016年の全豪オープンでは、予選から勝ち上がり、3回戦まで勝ち進むという快挙を遂げています。
2017年の全豪オープンではセレーナ・ウィリアムズと同じ組ということもあり、勝ち進めば対決が見られるかも!と期待していた方も多いと思います。
結果は残念ながら2回戦敗退となりました。
今回は、大坂なおみ選手の全豪オープン2017の試合結果を振り返ってみたいと思います。
大坂なおみは全豪オープン2017の前哨戦は欠場
大坂なおみ選手はニュージーランドのオークランドで行われた2017年度開幕戦のASBクラシックでは準々決勝まで進出しましたが、ベスト4をかけた試合で、クロアチアのアナ・コニュ選手と対戦した時に、左手首の治療を受けて途中棄権となりました。
その際に左手の手首を痛めていたようで、全豪オープンの前哨戦として出場を予定していた1月9日開幕のホバート国際は欠場となりました。
左手首の怪我のせいでバックハンドの練習が十分できないまま全豪オープンを迎えました。
全豪オープン2017の大坂なおみの試合結果
1回戦は逆転勝ち!大坂なおみvsラクシカー・クムクム
大阪なおみ選手は、2016年の全豪オープンでは、予選から勝ち上がり、3回戦まで勝ち進むという快挙を遂げていましたが、完全なチャレンジャーという立場でした。
2017年度はランキングも48位まで急上昇し、プレッシャーがかかった状態の1回戦。
2017年1月17日に行われた1回戦で、試合開始時点で気温32度という猛暑の中、大阪なおみ選手は集中力を切らさずに、2時間26分に及ぶ試合で見事逆転勝ちしました。
スコアは6-7、6-4, 7-5という大接戦でした。
対戦相手は、主催者推薦で世界183位のラクシカー・クムクム(タイ)。
大阪なおみ選手の武器であるサーブの最速は198キロという出場選手の中での最速記録をマークしました。
2回戦はストレート負け!大坂なおみvsジョアンナ・コンタ
2回戦の対戦相手ジョアンナ・コンタ選手とは?
2017年1月17日に行われた2回戦の対戦相手は、世界ランキング9位のジョアンナ・コンタ(Johanna Konta)選手(イギリス)。
アジア国際で優勝するなど、去年から上り調子で注目されている選手です。
2016年イギリス女子では1984年のジョー・デューリー以来32年ぶりのトップ10入りを果たし、「最も上達した選手賞」を受賞しています。
1991年生まれの25歳で、大阪なおみ選手の6歳年上。
大阪なおみ選手と同じく身長180センチと長身です。
大坂なおみvsジョアンナ・コンタ第1セットの結果は4-6
第1セット第1ゲームは大阪なおみのサーブからスタート。
189キロのセンターサーブで、ノータッチエースもとり、楽々キープで、いい立ち上がりでした。
大坂なおみ選手ほどのスピードはないものの、センター、ワイド、ボディとサーブの打ち分けが上手でファーストの確率も高いコンタ選手。
大坂なおみ選手はサーブも好調で格上のコンタ選手にしっかりついていき、前半はお互いにキープを続ける展開で硬直状態のままとなりました。
試合が動いた第8ゲームは大阪なおみがリターンエースを決めるなど、40-40に持ち込み、ブレイクチャンスを迎えますが、残念ながらチャンスを逃して、4-4に。
次の第9ゲームで、とうとうコンタ選手がブレイクしてしまい、そのまま第1セットは4-6で落としてしまいました。
うーん。。。惜しい!!!
大阪なおみ選手は冷静に相手の逆を突いたり、いいプレイもたくさんあったので、すごく残念でした。
大坂なおみvsジョアンナ・コンタ第2セットの結果は2-6
第2セットで、大阪なおみ選手は2度ブレークを許してしまい、2-6と完敗。
第2セットも大阪なおみ選手は、冷静で落ち着いたプレーを見せていたのですが、コンタ選手の安定感にはかないませんでした。
第1ゲームはらくらくキープしていましたが、第3ゲームでブレイクされてしまいました。
第4、第5はお互いキープし、第6ゲームをラブゲームでキープしたコンタ選手に対して、第7ゲームで大阪なおみ選手はダブルフォルトをしてしまう場面も。
15-40になったときには会場から「まだまだ」という声もあり、その直後、サービスエースを決めた大阪選手でしたが、その後、コンタ選手のリターンエースでブレイクされてしまいました。
大坂なおみが2回戦でストレート負けした原因は?
結局、大阪なおみ選手は全豪オープン2017では2回戦敗退となってしまいました。
試合時間は1時間9分。
ファーストサーブのポイント獲得率はコンタ選手70%に対して、大阪なおみ選手は66%。
肝心なところでダブルフォルトしてしまう場面もありました。
サーブの速さでは大阪なおみ選手はコンタ選手を上回っていましたが、コースの打ち分けが上手でファーストの確率も高いコンタ選手の方が、サービスエースを決めていました。
また、ストローク戦に持ち込まれたときは、深い球を安定して打てるコンタ選手と比べると、大阪なおみ選手のミスが目立ちました。
大阪なおみ選手の今回の敗因は、ファーストサーブの確率とストロークの安定感の差かもしれません。
とは言え、ほんの少しの差なんですけどね。。。
大阪なおみ選手は対戦相手のコンタ選手に対して
彼女の方がテニスをよく知っていた。私ももっと経験を積まないといけない。敗戦から学ぶたびに強くなれる
とコメントしています。
頼もしいコメントですね!
まだ19歳の大阪なおみ選手はこれからまだまだ強くなるポテンシャルの持ち主だと思います。
19歳とは思えない落ち着きと堂々としたプレイを見せる大阪なおみ選手のこれからに期待したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回、私は「SportsNaviLive」(スポナビライブ)に入会して、自宅のPCで大阪なおみ選手の試合を見ましたが、映像もキレイで、元テニスジャーナル編集長の井山夏生氏の解説もよかったです。
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